SFTP連携の利用
はじめに
SFTP連携とは、セグメント配信で使う配信先セグメント情報を記載したCSVファイルを、SFTPサーバにアップロードすることができる機能です。
SFTPサーバにアップロードされたCSVファイルは、ダッシュボード・API経由でのプッシュ通知の配信にご利用をいただけます。
手動でCSVファイルをあげる必要がなくなるため、プッシュ通知配信の自動化やセグメンテーションの自動化にご利用をいただけます。
DMP/CDP連携やMAツールとの連携にもご利用いただくことが可能です。
SFTP連携の使い方
ダッシュボードにログイン後、SFTP連携メニューを開きお客様のSFTPサーバ接続情報を確認してください。
DMP/CDP/MAツールとの連携でご利用をいただく場合は各サービスからSFTP連携の連携設定を行ってください。 お客様のシステム・PCから接続をされる場合は記載されたSFTPサーバに接続し、所定のフォーマットで記載されたCSVファイルをアップロードしてください。
CSVの仕様について
SFTP連携でご利用をいただけるCSVファイルは、以下の形式である必要があります。
- ヘッダーは1行必須です
- 列ごとにセグメント情報を記載してください
- 複数列に記載された場合、列ごとに別のセグメント群として取り扱われます
- 列は10列まで、行は無制限です。列の制限を超過した場合はファイルがロードされません
- 1行目(ヘッダー)は、5000 bytes 以内である必要があります
- CSVファイルの最大容量は 100MBです
- 拡張子は「.csv」である必要があります
- ファイル名およびcsvのヘッダーには「#」を含む文字列を付与できません
- csvのbody部には任意の文字列を用いることが可能です。但し、Push7パラメータは正規表現 [a-zA-Z0-9_-]{0,128}(半角英数字と、ハイフン、アンダーバーのみが使用でき、0文字以上、128文字以内)に一致する必要があります
- delimiter は , にしてください
- quotecharは " にしてください
- 1アプリケーションがアップロードできるファイルの最大数は 100個です
SFTPインターフェース仕様
SFTP 接続先情報は、Push7 ダッシュボードから表示することができます。 アプリケーション毎に、[ホスト名、ユーザ名、パスワード] の情報が変わます。 パスワード認証のみがサポートされています。
接続先情報例
name | example | description |
---|---|---|
ホスト名 | sftprsv1.push7.jp | アプリケーション毎に異なります |
ポート番号 | 10022 | アプリケーション毎に異なります |
ユーザ名 | common-n42e105812e84860a038f30269423295 | アプリケーション毎に異なります |
パスワード | 75f7kn99550n4a64872187a76156c395 | アプリケーション毎に異なります |
禁止されている操作
下記の操作をサーバが受信した場合は、(SSH_FX_OP_UNSUPPORTED) が返却されます。
- 新規ディレクトリの作成 (SSH_FXP_MKDIR)
- ディレクトリの削除 (SSH_FXP_RMDIR)
- シンボリックリンクの読み込み (SSH_FXP_READLINK)
- シンボリックリンクの作成 (SSH_FXP_SYMLINK)
- ファイルの状態変更 (SSH_FXP_SETSTAT, SSH_FXP_FSETSTAT)
- ファイルのリネーム
SFTP接続仕様
name | description |
---|---|
サーバタイプ | Unix |
Timeout | 30 sec ただし、handshake 確立前は 15sec |
認証方式 | PasswordAuthentication |