ダッシュボードで見られる送信数が変わったのですが、不具合ですか?
このページでは、Push7のダッシュボードで見られる「Webプッシュ通知の送信数」について、送信直後と時間を置いた場合で数字が異なる現象についてご説明をします。
Webプッシュ通知の送信数は、Push7のダッシュボードでは例えば一般通知などで見ることができます。原則として送信直後の送信数は送信時の購読者数に一致します(パラメータなどを用いてセグメントして送信を行った場合を除く)が、一定時間経過後その数字が減る場合があります。
その理由は、通知を送信してから一定時間経過後、Push7側で正常に通知を送信できなかった件数を取得し、送信数から控除していることに起因しています。
Push7は送信数ベースで課金をさせていただくサービスですので、正常に送信できなかった件数を控除しないことは不誠実であると考えています。
そこでPush7では、2017年4月以降、正常に送信を行えなかったものについては送信数から控除して当月の送信可能な通数を戻す機能を稼働させております。
次に、本機能の仕様についてご説明をいたします。
本機能ではお客様がWebプッシュ通知を送信した後、24時間から48時間程度を目安に通知送信に失敗した通数をカウントいたします。
その後、自動的に当該Webプッシュ通知の送信数から失敗通数を控除するとともに、当月の送信可能な通数に控除された通数を加算いたします。
但し、本機能は月をまたいだ通数の繰り越しはありません。
例えば、30日に送信された通知が翌月1日に検証され1以上のWebプッシュ通知送信に失敗した通数がカウントされた場合であっても、当月の送信可能な通数は増えません。
また、本機能はあくまで「目安」であり100%の信頼性を保障するものではありません。Push7は本機能を現状有姿でご提供しています。
最後に、本機能で検知される失敗のケースについてご紹介をします。
本機能では、主に以下の場合に送信失敗とカウントをしています。
- ユーザがサイト上で明示的に通知の許可を解除していないに関わらず、何らかの原因により購読が解除されているケース
- ブラウザのアンインストールやブラウザの設定変更など。
- 各ブラウザベンダー側で何らか不具合が発生しており、正常にWebプッシュ通知の送信が行えなかったケース
- その他、何らかの原因でブラウザベンダーへのWebプッシュ通知配送依頼が行えなかったケース